2018年2月14日水曜日

原点に立ち返って…


「何で今の仕事をしているのですか?」

私が今の仕事に就いてから、皆様方から最も多く頂く質問です。


理由は…いろいろとありますが、転機となった一つの事柄として、今から7年前、未曽有の被害をもたらした東日本大震災直後に、行政からの依頼で「いたばし災害支援ネットワーク」の一員として岩手県陸前高田市での支援活動を行っていた事が挙げられます。

私の居た支援チームの役割は、津波の影響で「生活の場を失った」要支援1~要介護3までの20名が避難していた陸前高田市内にある福祉避難所で
①避難者の生活支援をしながらメンタルケアに努め、新たな生活を始める意欲を持たせる。
②行政各所、現地の介護保険事業所やケアマネジャーとの連絡調整を担い、避難者の方々が「新たな生活の場」を見つけて移るまでの橋渡しをする
ことでした。

その為に各地から集まった医師・看護師・ケアマネジャー・リハビリ専門職・介護士・ボランティアスタッフ等と昼夜意見を交えながら連携を取り、その時点で行える精一杯の支援活動に直接関われたことが良き経験として活きています。

徐々に「新たな生活の場」が見つかった方との別れが訪れ、一人…また一人…と送り出す際は、嬉しさと寂しさの交錯する思いの中、何度も見送りました。

残念ながら、私の在任中では最後の一人を送り出す瞬間までは立ち合えませんでしたが、福祉避難所は同年の615日に全ての方を送り出し、その役割を終えました。

その経験もあって…?なのか、現在は「ロイヤル入居相談室」の一員として、様々なご事情から「新たな生活の場」を探されている方々の橋渡しを担っており、そのやりがいを強く感じる日々を過ごしております。


                                 大宮相談室:中村