2016年11月23日水曜日

袖振り合うも多生の縁

新宿相談室の石田です。

少し前の話なのですが、今年の夏、特に暑かった日のことです。


ちょうどお昼頃、私は京王線の調布駅でバスを待っていました。

日差しが強い日で屋根もなく、じっと暑さに耐えていると

後ろに並んでいたご高齢の女性の方が日傘を私の方に傾け、

「お顔だけでも。」と日差しを遮って下さいました。



私は驚いて、「ありがとうございます。大丈夫です」と遠慮していたのですが

「あなた色が白いから、焼けちゃったら大変よ。」

とずっと傘を傾けて下さっていたので、ご好意に感謝しお言葉に甘えることにしました。



道が混んでいてバスがなかなか来なかったこともあり、

その日のお買い物の話や、かなり前から調布に住んでいらっしゃることなど

色々なお話を聞かせて頂き、まさに『袖振り合うも多生の縁』だなと思いました。


私達の世代には、小さな親切心運動は特別なことのように感じますが、

ご高齢の方は自然に、当たり前にしていることなのかもしれません。


バスを降りる際、その女性の方の前を通りながら

「ありがとうございました」と伝えると会釈を返して下さり、

さらに温かい気持ちになりました。



自分も、日傘は少しハードルが高いですが

小さなことから実践していきたいです。