2018年4月22日日曜日

「一期一会」

新緑が芽吹く季節となりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。

今回は私が好きな言葉「一期一会」について書きたいと思います。

皆様は「一期一会」 をどのように解釈していらっしゃいますか?

広辞苑には、「生涯ただ一度まみえること。一生に一度限りであること。」
と書いてありました。語源は安土桃山時代に千利休が説いた茶の湯の心得にあるといわれています。

要は、一生に一度の出逢いを大切にするべき、という意味で、
出逢う人とは必ず別れる時がきて、今後もう二度と逢えないかもしれない。
だからこそ出逢った人との時間を大切にすべきである、と言う感じでしょうか。

多くの方がこのように解釈しているのではないでしょうか。
しかし、この言葉の本当の意味は少しニュアンスが異なります。
 江戸幕府の大老人でもあり、茶人でもあった井伊直弼の著書に

「そもそも茶湯の交会は一期一会といひて、たとえば、幾度おなじ主客交会するとも、今日の会にふたたびかへらざる事を思へば、実に我一世一度の会なり、去るにより、主人は万事に心を配り、いささかも粗末なきやう 〔中略〕 実意を以て交わるべきなり、是を一期一会といふ」

(何度も同じ人と茶会で同席することがあるとしても、この茶会は一生にその日ただ一度のこと。二度と同じ時に戻ることはできないのだから心を尽くしてもてなさなければならない)と述べています。

「一期」とは、私たちの生涯のこと、「一会」とはただ一回の出逢いということです。
つまり、一生涯でたった一度の出逢いをしていることを指します。
普段私たちは人に何度も出逢っていますが、よくよく考えてみると、その時その時の出逢いは一度だけで、二度と同じ機会が戻ってくることはないのです。

何度出逢いを重ねても、やはり毎回「一期一会」です。したがって「一期一会」は、
「出逢ったときが別れの時」になります。今、誰かとの出逢いを「逢った時が別れの時」と考えると、自分自身の生き様も変わってくると思います。

言葉の使い方、物の考え方、行動など。
人は誰しも最後は亡くなります。いつ死ぬのかわからないからこそ、

「一期一会」の想いで人生に仕事にすべてに真摯に向き合わなければいけないと強く感じております。

このお仕事をさせていただいて更にこの気持が強くなりました。

これからも感謝の想いを忘れずにすべてを大切にして行動してまいります。

                                新宿相談室 山元