私には、
高校二年生になる娘がいる。
小さいころから
明るく活発で、
多くの友達に囲まれ、
学校のこと、
友人のこと、
家族のこと、
すべてのことに一生懸命で
どんな時も努力を絶やさない
そんな子だった。
今年の夏ごろから
娘がある病を
抱えるようになった。
他人に理解されにくいもので、
娘は相当に悩んでいた。
秋ごろには、
通学もままならない
状態にまで悪化してきた。
なんとか良くなってほしく
納得できる治療を求め、
病院をいくつも回った。
どこの病院にいっても
通り一辺倒の対応で
改善が見込めるような
ものでは到底なかった。
11月中旬、
娘は下校途中に
乗車中の電車が
ある駅のホームに
さしかかったところで
緊急停車した。
それに合わさったように
娘は病気の症状が
あらわれた。
緊急停止後の安全確認が終わり
途中駅ではあったが、
下車し暫くホームで
しゃがみこんでいた…
そうだ。
暫くして、
そのホームで
倒れている女性に
娘が気づいた…
自分自身も
動くことが困難な
状態ではあったが、
行き交う人が
誰も声もかけず
ほったらかしになっているのを
見かねて、
娘は力を振り絞って、
走って駅舎にいる駅員を
呼びに行った。
駅員に倒れている女性がいると
伝えると、なんとその駅員は、
「そんなんであんたわざわざ降りたの?」
「あんたが緊急ボタン押したの?」
その駅員は、
倒れている女性のことは
全く気にせず、
なぜか娘に詰め寄ってきた。
娘は、そこで泣き崩れ
そのまま動けなくなってしまった…
その後は、救急隊員が来るまでの
おおごとになってしまった。
その日を境に、娘は学校へは通えなく
なってしまった…
娘がその駅でとった行動…
自分自身も助けを
求めていた状態で、
他に同じような
状態の人をみて
自分よりその人をまず
助けようとした…
なのに、
あの駅員に心ない
対応をされ
さぞかし傷ついたんだろう…
と思うと泣けてくる。
今、わたしにできることは、
なるべく一緒に娘と過ごすこと。
二度とあんな目には合わせないために。
埼玉ロイヤル 東