2016年5月8日日曜日

添えられた手

先日ご見学に同行させていただき、相談員様のあたたかな心配りが、
とても勉強になりました。

老人ホームへの入居に強い抵抗感を感じていらっしゃるA様。
ホームに到着、相談室に腰をおろします。
すると急に言葉数が少なくなり、緊張した面持ち。
ご案内ご担当の相談員様をお待ちしている間、リラックスしていただければ、と思い世間話をしていましたが、
「やっぱり初めてのところだから緊張するわ、、、」と不安げな表情。

丁度昼食中で、食堂を見ましょうと早速ホーム内をご覧頂くことに。
本来お喋り好きのA様ですが、なかなか緊張はほどけず、ほとんど言葉を発しませんでした。

・・・そんなA様でしたが、お帰りになる頃には笑顔も戻られ、
ご家族様や私と冗談を言い合える程に緊張はほぐれていらっしゃいました。

これは、相談員様のお力あってのことです。
見学中、相談員様は、緊張されているA様のご様子を見ながら、少しずつ距離をはかりつつ、側に寄り添ってご案内してくださいました。
ご見学後は、A様のご不安な気持ちや、疑問に、一つずつ丁寧にお答えいただきました。
A様の側にいると、その表情や言葉から、緊張がほぐれていく様子がよくよく分かります。

ゆっくりとした足取りのA様の腰元に、ずっと添えられた手。
ホームに入居した方がいいと頭で分かっていても、入居を認めたくないA様の心に、そっと添えられた手。

私のつたない文章力では、あの心配りを表現できないことが悔しいです。。。
ここには書ききれない程の心配り。
私の目標です。

ロイヤル入居相談室
多摩相談室
廣瀬