こんにちは、横浜相談室の玉井です。
人との『出会い』について、改めて考えることがありました。
ケアマネージャーさんから、ご紹介して頂いたお客様の情報をお聞きすると、対象者の奥様が、
癌を患っており、長く生きられないことを覚悟されていて、自分が生きているうちに、旦那様が
安心して生活が出来る施設を探されているとのことでした。
そして、奥様が昔、耳鼻科の先生をされていたとのこと。
お話を聞いていくうちに、場所は私の実家の近く・・・
あれ?もしかして・・・、子供の時に通っていた耳鼻科・・・?
なんと、子供頃にお世話になった、耳鼻科の先生だったのです。
旦那様の施設を探しに、一緒に見学に同行させて頂いた時も、地元の話で盛り上がりました。
『昔、耳鼻科があった場所はマンションになっていて、近くに大きなスーパーが出来たんですよ』
と私が話すと、『へ~そうなの~、最近そっちに行ってないから、懐かしいわ』と
目を細めました。見た目はお元気そうで、とても余命を宣告されているとは思いませんでした。
無事に、旦那様がご入居できる施設が見つかりました。
入居までのことを、奥様と電話でやり取りをしていると、電話越しの声が
弱々しくなっていくのが分かりました。
旦那様が施設にご入居され、約1か月後、奥様は静かに息を引き取られました。
約30年前に、奥様にお世話になったことをお話しした時、
『またこうして、出会えるなんて不思議ね。担当してくれるのが、玉井さんで良かった』
という言葉が、頭から離れません。
人との出会いというのは、本当に不思議なものです。
これからも、人との出会いを大切に生きていこうと、心に誓いました。