サ高住の物件担当を拝命し
早いもので一年が経った。
早いもので一年が経った。
入居は、目まぐるしい動きが多かったが、
対象となる方が自立なので
退去の動きはほとんどない。
退去の動きはほとんどない。
そんな中、お盆過ぎに連絡が入った。
「主人が亡くなりそうだから…」
とのことだった。
とのことだった。
お言葉をかけようとしたら、
「亡くなったら口座が使えなくなるから]
すぐ私のものにかえてほしい!」
すぐ私のものにかえてほしい!」
私は、銀行側の手続きには
多少の時間を要する旨の説明をしたら、
多少の時間を要する旨の説明をしたら、
「いいからなんとか早くして!」
…ちょっと対応に困ってしまった。
…ちょっと対応に困ってしまった。
ご主人は、こののちにお亡くなりになった。
その後、口座変更や部屋移動の
手続きでお会いしても、
手続きでお会いしても、
なにかそっけない態度が続き、
自身の対応に問題があったのか?
自身の対応に問題があったのか?
とても気になっていた。
暫くして、
退去立会でお会いした際に、
退去立会でお会いした際に、
新居に通していただいた。
退去精算等々のお話から、
自然とご主人様の話になり、
自然とご主人様の話になり、
馴れ初めや教員時代の話など、
いろいろとお聞かせいただいた。
いろいろとお聞かせいただいた。
その流れで、お亡くなりになった
時のことを事細かに話を続けられた…。
時のことを事細かに話を続けられた…。
いままでそっけないと思うことが多く、
戸惑う場面が多かったが、
戸惑う場面が多かったが、
この話をされながら
「悲しい…」「寂しい…」
と涙ながらに
語っておられる姿から、
語っておられる姿から、
そのどうしようもない
喪失感を乗り越えるが故のものだと
わかった。
わかった。
入社以来、親切心を持って
行動することを意識して
やってきたつもりではあったが、
このお客様のお気持ちを
察することが出来ずに
対応していたことに
行動することを意識して
やってきたつもりではあったが、
このお客様のお気持ちを
察することが出来ずに
対応していたことに
深く反省した。
しかし、お客様のお宅を出るときに
なんとも形容しがたい笑顔を
しかし、お客様のお宅を出るときに
なんとも形容しがたい笑顔を
見ることができたのは、
私にとって唯一の救いだった。
私にとって唯一の救いだった。
埼玉ロイヤル 東 哲治郎