そごう横浜店の9階で、ホーム探しの相談を日々お受けしております。
いくつか提案させていただいたホームの中から、最終的にはここなら安心、
とご家族様やご本人様に決めていただき、お引越し、入居。
でも私たちのお手伝いはそこで終わるわけではありません。
入居後の生活が快適であるか、不都合なことはないか、入居者様の立場に立って、
寄り添わせていただきます。
時には、うまくいかないこともあります。ご本人様がこうして欲しい、と感じていることや、
ご家族様がこうしてあげて欲しいと期待することと、ホームの対応との間にズレが生じて
しまうのです。
本当はその場で声に出していけば、誤解が解けたり改善できるはずのことも、
信頼関係が構築できていない中では、遠慮や余計な気遣いで、利用者側からは
言えずに我慢してしまうケースが多々みられるのです。
先日都内のホームにお母様を入居させた娘様に、ご様子をきかせてもらいたく
「その後、お母様は如何お過ごしですか?」とお電話さしあげました。
はじめは「お蔭様で・・・」と当たり障りのないお話でしたが、よくよくきいていくと、
「実は入居して間もなくこんなことがあって・・・」と、ホームに対する不満や不信、
今後の生活に不安を感じる思いが次から次へと電話口から溢れてきました。
結局今一度そごう横浜店9階にお越しいただき、経緯やご様子を直接聞かせて
いただくことにしました。
その後ホームの責任者との話し合いの場を設けて同席させていただき、これまでの
対応の確認と、今後改善できること、できないことをはっきりさせて様子をみていくことに
なりました。
場合によっては他のホームに転居することも視野にいれながら、継続的に見守らせて
いただきます。
最期のそのときまで、穏やかに暮らしていきたいという思いは、ご本人やご家族様に
当然強くあるわけで、そのための転居の選択をされたのなら、そこでの生活が今までよりも
よりよくならなければ、その意味がありません。
入居先がみつかったからそれでいいわけではなく、肝心なのはそこからの生活ぶりです。
これからも「その後如何ですか?」運動を続けていきます。
そして、その時、胸のうちをオープンに打ち明けていただけるだけの信頼が得られるような
相談員になることが一番の目標です。
神奈川相談室 小松